Ayako Shintome
妊活) 婦人科) 生理が来ない…
生理が不順だという方は珍しくありません。生活環境の変化。仕事の忙しさ、責任の重さ。一日のスケジュールがタイトになった。などストレスが原因になっていることが多いようです。
ただ、本人にはストレスになっているという自覚はあまりありません。頭で考えているより身体の負担が大きい場合に起こります。女性はストレスによりホルモンバランスが崩れて生理(月経)に影響が出たり甲状腺に影響が出たりします。筆者は甲状腺に出ました。甲状腺は今回のお話とは違うので別の機会にお話しをしましょう。
生理(月経)は、波と同じに一度バランスが崩れてしまうとバランスの崩れた余波がずっと続きなかなか正常には戻ることはできません。
何かアクションを身体に起こしてあげる必要があります。
西洋医学ですとピルやホルモン剤で身体に正常なリズムを思い出させることをします。
妊活の方の場合は、排卵が起きていないかもしれないという観点から調べていきます。色々な原因が考えられますので一度婦人科で診てもらうことが肝心です。
●無月経(3か月以上月経がない状態)
ホルモンをつかさどる視床下部、下垂体、卵巣、子宮などが影響をしています。
それぞれの臓器から月経に必要なホルモンが出ないために排卵ができずに生理がおきない状況が起きていることが多いです。
これには血液検査を行い足りないホルモンを補う治療をします。
●月経不順
やはりホルモンをつかさどる視床下部、下垂体からのホルモンが足りない場合。
卵巣が排卵したくても物理的に排卵しずらい環境になっている場合。この卵巣の問題は多膿疱と呼ばれる状況があります。
当院では鍼灸で自律神経を整え生理がくるようになった患者様が多数いらっしゃいます。ですが、必ず病院で検査をしていただいておりおります。婦人科疾患は早期発見で早期治癒ができます。西洋医学と東洋医学の併用はとても効率のよい治療方法です。